【クリラボ】第4回ワークショップ アイデアの種を集める「違和感発想法」 by大橋さん

第4回クリラボでは、アイデア仲間である大橋さんを講師にお招きして、違和感発想法をワークショップ形式で実施させて頂きました。違和感って、日常の中で感じるちょっと変だぞ!?何かおかしいぞ!とふと感じた感情であったり、気づきだったりしますが、その些細なアンテナを立てることで、人の潜在意識に眠っているような体験を呼び覚ましていこうという発想習慣にも近い発想法でした。僕自身も棚から牡丹餅のワークショップでした。

 

初期構想

大橋さんとどんなんやろうね~と話していた時に出てたアイデアがお散歩ブレスト。いつもと違う環境でアイデアを出す環境に意識的に変えていくことで、今までとは違う感覚でアイデアが出せるのでは?という切り口のワークですね。正直面白い!と思いました。会議室でやるWSが主流な中で外に出て、お散歩中に誰かとブレストすると、予想もしないネタが転がり込んでくる気がしました。ただ、やはり時間と人の制約で今回はお流れになりましたが、継続してWSができるのであれば次回やってみたいWSの一つです。

 

ありものでアイデアを考える、●●思考...。あ、また名前忘れた!いつも忘れてしまう。「野生の思考」の●●。あれ?誰だっけ?また忘れた!最近物忘れが激しいです。すみません。また校正しておきますが、今ある環境の中で出来る材料や素材を使って、とにかく手を動かしてアイデアを考えようという思考方法です。これは僕自身もよくやっている方法で、100均で素材をとにかく手あたり次第買ってきて、あーでもないこーでもないと、材料を組み合わせて仮説検証を繰り返してみるという方法です。あ!思い出した!ブリコラージュ思考。これこれ。これ面白そうだなぁという話で盛り上がりました。

 

ヒアリング

会社内での創発の場が減りつつあることや、今までのクリラボの取り組みなどを大橋さんに伝えながら、アウトラインを作成していきました。このあたり、大橋さんさすがです。適度な質問と、応答によって、当事者の悩みを解決したいのかを、具体的にヒアリングして頂きました。割と自分がヒアリングすることはありますが、外部の人へ客観的に悩みを伝えたりするということは今までしたことがなかったので、これも一つの違和感だったかもしれません。結果的にこのヒアリングによって、大橋さんの得意分野であるアイデアだしの方法論を、なるべくかみ砕いて、ドリーム社員に腑に落ちるようなワークにデザインされ、かなり良かったと思います。

 

学生との創発の場

今回は大学生にも人事部から声を掛けてもらい、4名の学生さんにも参加いただきました。かなり好評だったみたいでよかったです。固定的な社員メンバーとのブレストよりも、フレッシュな若者との対話と議論から、新たな気付きが得られる。そんな創発の場となったと思いますし、学生さんの発表は違和感という切り口から語るコンセプトは人を惹きつけるストーリー性があるので共感を呼びやすいということも発見でした。

 

気づきの習慣化

違和感を感じたら即メモし、シェアできるような【みんなの違和感ネタ帳】を作成して、日報に貼り付けしていいね!してくれた方を招待するという仕掛けを企んでみました。大橋さんにも中に入ってもらい、一緒に社内の発想習慣を盛り上げて行こうというアイデアを実行中です。自分が感じた違和感を誰かにシェアすることで創発が生まれるのではないだろうか?という仮説の検証です。小さな仕組みでも一度回してみることが大切だということを、大橋さんから僕は学んだ気がしています。面白そーというだけで、積極的にいろいろチャレンジしていく大橋さんと、次回のワークショップの構想も既に進んでいます。お楽しみにー。そうそう、社内だけでなく、社外の人も参加申し込みできるようなオープンなワークショップにしていきたいと考えていますので、参加してみたい!という方がいればお声がけくださいー。