DESIGN PHILOSOPHY

DESIGN PHILOSOPHY · 2020/02/13
クラファン動画をリアルなものに寄せるためにModo上でボーンを組み立てる方法を検索して動画で学ぶ。可動イメージようやく出来た。このボーン組み立ては時間軸があるような動きがあるコンセプトにマッチする。一目見ただけで人の心を動かす見せ方ってどんなだろ?動画最近作ってないので、忘れている。前職では人の感情を揺さぶるコンセプト動画を各専門分野が集まって練り上げていたものだ。懐かしい。あの感覚。今は一人でやっている。 突貫工事でいろいろ迅速に対応する先輩デザイナーに頭があがらない。自分にはないフレキシビリティ。正確でスピーディーな対応。エンジニアの中国メーカーへの心の底からの配慮と丁寧な案件対応も敬服。僕にはどんなフレキシビリティで貢献出来るだろうか?どれだけ影響の輪を広げられるだろうか? 「デザインは社会への姿勢」だといったラスロモホリナギから100年。日本にも代表的な社会デザイナーがいる。柳宗悦氏、柳宗理氏、栄久庵憲二氏、川崎和男先生、太刀川英輔さんと脈々と続いているデザインの文脈がある。パーパスもティールも諸外国から輸入された。だが、それよりも先に日本の経営者や研究者で、実践している人達がいた。 東芝で真空管を発明し、QC→品質管理を築いた西堀榮三郎さん、オムロン創業者の立石一馬さん。僕はこのお二方の書籍から恐れ多くも数多くのエネルギーと激励をもらった。西堀さんは人間は完璧な存在なんかじゃない。弱い存在だ。だから、お互いの得意でチームを作って支え合う事が大切なんだと言う。南極で遭難した時、部下を亡くした経験を持つ。オムロンの立石さんは未来への洞察力がすこぶる優れていて、SINIC理論を打ちたてた。今でもその予測は的中している。 そして、今社会起業家と呼ばれる人たちがいる。三輪開人さんに注目している。彼のプレゼン。是非見て欲しい。バングラディッシュに革命を起こした。そして途上国の起業家を育成し日本の課題を解決しようとしている。僕は専門家の中には、社会起業家も加えて欲しいと思っている。強い【想い】を持っている人たちだからだ。僕のパーパスは想いをカタチにすること。デザインは外縁であり中心に想いがあるものだと定義している。勿論カタチを作る事もその中に含まれているけど、まだまだ自分の定義を体現できるところまでは至っていない。 僕はこの文脈の中で次世代に何が出来るのかを過去から導き出し、未来へつなげる役割があるのだと考えている。恩師の言葉だが、未来は目の前にあるんじゃない。背後にある。Back to the future.僕がずっと言いたかったけど、言えなかったことを、図解と言葉にしてくれているので、これからの道しるべでもあり、自分の内省をもっともっと深堀していく必要があると考えている。
DESIGN PHILOSOPHY · 2019/08/11
日経デザイン社の「MAZDA DESIGN」を読んで、改めてマツダブランドの考え方を学んでいます。コンセプトカーShinariが誕生してからマツダはそれまでの顧客より、新たなクルマ好き顧客へのアプローチをしていきました。一目見て魅力溢れるスタイリングが伴わないクルマは作らない。開発者は自分が開発しているクルマを愛車と呼ぶ。匠モデラーによる徹底したリフレクション検証により、RX-VISIONでは、湖畔の風景がボディに映り込んだ瞬間のダイナミックリフレクションを実現しました。