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【パラレルキャリア論】クリエイターとしての存在価値は日々の積み重ねにある

日の目を見なくてもコツコツ続けていくと、ある時新しい発見があったり、昔の自分と比べると表現力がアップしていたりしています。お金になかなか繋がらないシゴトも、投げやりになったり、テキトーに対応したりすれば、後々の自分のシゴトのアウトプットや依頼内容のレベルダウンに繋がります。目の前にあるシゴトを丁寧にやっていくことは、そのシゴトの評価を高めるだけではなく、長期的に見れば、将来のシゴトにも繋がっていくことになります。自分のシゴトのスタイルや思想などにも影響を与えていきます。それによって個人の魅力にも繋がっていき、そこから新たなシゴトを獲得することにも繋がっていくわけです。


その時々においては、面倒臭い、面倒臭いと思いながら、逃げ出したくもなるでしょう。無理難題を突きつけられて上手くいかない時もあるでしょう。そんな時は正直に自分のスキルに見合っていない場合は正直にお断りしたこともあります。また自分の考え方と違う方向性を持った人とのシゴトも上手く行かないので、提案まではするけれど、反応が無かったり、共感が得られなければ、去らざるを得ません。上手くいく時もあれば、上手くいかずに挫折感を味わうこともあります。とはいえ、異なった価値観を持った人たちが一の目標に向かって進んでいく事はとても大切な事であり、ある側面では価値観が違うけど、目標に対するベクトルが同じであれば、一緒にプロジェクトを動かしていくことにもなります。

その代わり、あなたの考えている事や大切にしていることなどは常に情報を発信して、共感出来るような仲間がいれば、一緒にシゴトを創りましょう。そうしていくことで、自分の役割が明確になっていき、本当にやりたい事や、すべき事、使命などが見えてくるでしょう。直観的に大切だなと思うことは、しっかりとキャッチしてホールドしておきましょう。誰か他の人が言っていることでも、共感できる事があれば、記録をして共有して、議論をしていきましょう。

現代はそれができる時代です。僕自身、学歴、職歴に縛られて身動きが取れない時もありました。一つ負の要素があると、書類審査で弾かれる時代でした。今も大企業の就職選考は旧態依然かもしれませんが、これからは明らかに変わってくるでしょう。あなたの日々創り出すモノや、考え方や、アイディアやデザインに注目が集まり、シゴトが入ってくるようになります。この二年間の活動を通してそんなことを思いました。いつか個人でやっている活動で家族を支えられる日が来ると信じて、日々コツコツと地道にやっていこうと考えています。