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ビジュアルコミュニケーションで意識と行動を変える方法

SDGsに学ぶコミュニケーションデザイン

SDGsのインフォグラフィックを手がけた
ヤーコブ・トロールベック=ザ・ニュー・ディヴィジョン代表のデザイナーの記事を発見しました。「インフォーメーションとコミュニケーションは違う」という言葉が身に沁みました。依頼があった時は160の箇条書きの難解な文章だった。
誰もがこれを実現することは困難だろうと考えていた時、トロールベックさんはやってみよう!と声を挙げたそうです。ビジュアルコミュニケーションによって世界共通のアイコンへと変身させたその魂とスキルから学ぶことが多くある気がします。
https://www.wwdjapan.com/articles/910635?fbclid=IwAR2C0QNZSpc75y1G7gFBwdPIuzXl25J4YAYplNfzAcixAGBhxp2X9wys5K4

情報の四つの意味

デザインでは、情報をinformationだけの意味だとは考えていません。案内だけでは情報の意味を包括していないので、人の潜在意識=conciousnessや、ノウハウやスキルや知恵などのknowledge、アカデミックな情報=Intelligenceなどの意味を含んでいると考えます。恩師デザイナーである川崎和男先生が口を酸っぱくして述べていたことです。ダイアグラムのデザインは、最近流行っているインフォグラフィックだけではないのです。コンシャスグラフィックもあるだろうし、ナレッジグラフィックもある。インテリグラフィックもあるはずなんです。


Future’s Visionを視覚化する

未来絵図、例えば、30’sVisionを掲げる企業のそのミッションステートメントの表現、伝達方法はビジュアルコミュニケーションが最も重要な位置づけにくると考えます。図解でどのように表現し、伝達していくのか?デザイナーの腕の見せ所でもあります。誰もが感じ、共感し、賛同されて、行動や意識をより良い方向へ、少しでも変えていけるような、それが、まずは社内の人達の、共通言語からイメージになるようなものにしていきたいです。

そのチャンスがあるデザイナーは幸福だと思います。内省した意識から発するイメージを掴み取り、誰にでも分かる表現へ変換翻訳する仕事をやってみたいと思います。令和元年に新たな挑戦を仕掛けた創業者の魂と、その呼びかけに反応する人々との架け橋となるデザイナーになるべく、渦中で実験思考を楽しみながら、色々な仕掛けをしていくつもりです。

ティール組織」を読んでいます。
進化型組織に必要となる意識とななんなのか?
ナレッジとはなんなのか?
インテリジェンスとはなんなのか?
を常にアンテナ張りながら、今ある環境に感謝をしつつ、他責にせず、当事者意識で創造的に毎日の仕事を楽しんで行きます。