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見立ては子供の方が得意?

既存のリソースを活用して新たな価値を持たせる発想法は子供がよく知っています。今日家に帰ると、小1末っ子が「パパ~みてー!」と高熱でうなされながらも、ポッキーのパッケージ箱を利用して、チョウチンアンコウを作ってくれたのを見せてくれました。チョウチンアンコウのしゃくれ具合はパッケージの蓋部分で見事表現されています!!!
「すごい!!なんでこんなの思いつくんだ!?ただの箱だぞ!?」
「パパじゃ絶対思いつかないよ。しゃくれ具合メッチャ良い!」

普通に考えればゴミだと認識するものでも、編集という視点が加わることで、価値が浮上してきます。物事の中から特筆すべき部分にフォーカスすることはCreative Directionの基本であり、編集工学でいう「見立て遊び」でもあります。(湯浅さん詳しいはず)
見方を変えることで、今のドリームの状況も物凄く面白い宝の山にもなる。
「わっはっはっは!!ここは宝の山じゃ!」
と言いながら工場を歩き回ったという伝説がある西堀榮三郎さん(東芝のブラウン管を発明したエンジニア)は子供心を忘れない人だったのだと思います。

僕ら大人にこの遊び心があるでしょうか?(←僕自身に問うています。)一見価値がないように見えるものを価値あるものに仕立てる着眼点と切り口の捕まえ方を子供達から教わりました。
この大きく開いた口!
迫力ありますねぇ〜!
こん中にお菓子入れたりして遊べそう!
新たなお菓子のパッケージアイデアになりました!

点で結んで図形を描くはずがおさかなさんに!?
おさかなの絵が一番イキイキしてますね!