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2020振り返り

グッドデザイン賞を受賞出来た事

 

https://www.g-mark.org/award/describe/49960

 

今までコツコツやってきたことを社内ではなく、外部の社会性のあるデザイン団体から一定の評価を頂けたことは素直に嬉しかったです。デザインの価値は数値では図り切れませんが、感性的に造形が好きかどうか、機能や体感に寄り添うデザインになっているかどうか、業界をけん引するような先進性のあるプロダクトなのかどうか、素材を活かした構造やデザインになっているのかどうか?そういう細かな仮説検証結果を一つずつ吟味して評価をして下さることは、社内ではなかなか難しい現状でした。つまりデザインの価値自体は低いままであり、誰がその評価をするのかといえばデザイナー同士では評価し合いますが、商品化されるか?されないか?売れるか?売れないか?という指標しかないわけです。

 

外部のデザイン専門機関が評価し、デザイン賞というラベリングをデザイン商品に与えてもらう事で、その製品・商品が今までと違う側面から見て貰えるようになる。そこにグッドデザイン賞の価値を感じることが出来ました。また社内ではデザインの開発プロセスに興味を持って下さる方が増え、モノ作りやデザインの製作プロセスを改めて見直すきっかにもなりました。小さく仮説を立てて小さく検証を繰り返す事で製品価値を向上する方法があるということに気が付きました。