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子供のクリエイティビティーを開花する学校連携型ワークショップ「Creative.Kids」

■義務教育の現状

AIが台頭する未来、人間は創造的な仕事をするようになると言われて久しい今日、次の世代の子供たちは、より想像的で創造的な仕事が求められます。義務教育は○×問題、偏差値教育により、他人と比較し、平均からの凹凸によって、自分の価値を決められてしまいます。飛び抜けた才能を持っている場合であっても、義務教育のロードマップ上ではその才能を開花する場も機会も全くないのが現状ではないでしょうか。このような課題を解決しない限りは、日本から画期的なイノベーションが産まれるのは難しいでしょう。

 

■社会的な人財ニーズ

社会に出れば、○×問題で答えは出ないことが多く、自分の特異な分野で自分の力を発揮していく事が求められます。一人一人の個性を尊重し合い、多様な価値観を認め合える社会を僕ら大人が率先垂範して創り上げていかなければいけません。論理的な思考力と、直感的な思考力の両方を兼ね備えた、クリエイティブ思考力を持った人財の開発が急務であるはずです。

 

その為のモノ・コトを提供し続けることがCREATIVE ONE KIDSの使命です。

 

■ソリューション

子供達のクリエイティビティを最大化する「CREATIVE ONE KIDS」プロジェクトを企画実施し推進します。アイデアを出し合う「発想フェーズ」、アイデアを絵にお越しカタチにしていく「表現フェーズ」、第三者に自分の考えたアイデアを伝える「伝達フェーズ」の3つのステップで、クリエイターの実践的なノウハウを子供達が学びます。

 

■提供する価値

日本人に合ったクリエイティブ思考能力を高める為の発想手法をクリエイターより学びそのエッセンスをワークショップに置き換え、より実践的な発想力、表現力、伝達力を養うことが可能な連続型ワークショップをデザインします。

 

※クリエイティブ思考とデザイン思考は別物で、デザイン思考は海外のノウハウの為、日本でそのまま活用しても真の意味でイノベーションを起こすことが出来ていない現状があります。

 

■理念とビジョン

クリエイティブキッズは子供達の興味関心に基づき、子供たちの凹凸を個性と考え、子供を子供扱いしないで、意見やアイデアを尊重します。

■提案背景

教育業界をなんとかしたい!という想と、6歳と7歳の子供達の発想力に毎日驚かされ、完敗続きのデザイナーとして、これから将来を担う子供たちの為にできることがないかと考えました。小学校における義務教育を変革しなければ、iphoneを産み出したスティーブジョブズのようなイノベーター=世界に通用する人財は産まれてこないだろうと予測します。

 

本提案は、授業参観に行った時に、何か変だぞ!?という違和感から発想しました。双方向のコミュニケーションではなく一方通行の授業。先生が描いたシナリオ通りにコトが進んでいく受け身型授業が主流ですが、これからは能動的授業が必要です。

 

正解のない新規事業の創出や社会課題解決の為クリエイティブ思考が今後の次世代には必要なスキルになりますが、義務教育の現場の乖離があります。義務教育の早い段階から自律的に自らの考えやアイデアをまとめあげ、企画し、仮説検証を実践出来るような提案の場があれば、子供でも企画者としてクリエイターとして活躍できるのではないかと考えています。

 

■義務教育が抱える課題

 義務教育の中にクリエイティブな時間が全くないことが問題です。(詳しくは4ページ目参照)

 

■クリエイティブ思考に基づく仮説検証を体験

 主に企画者やデザイナーが行っているようなクリエイティブノウハウを体系化理論化し、短時間で実践的に学ぶことが出来る、ワークショップを設計します。子供が理解しやすいように発想法、表現法、伝達法を対話形式でワークショップを行います。

 

■再現性

 一般的なデザイン思考ワークショップなどは講師やファシリテーターに依存しやすいのが特徴ですが、ONE KIDSワークショップでは、誰もが同じプロセスを踏めば、強いアイデアが出せる、効果的な表現が出来る、共感を呼べるプレゼンが出来るように、デザインされています。

協力元:クリエイティブ思考協会 http://creativeintelligence.or.jp/

 

 

 

■「CREATIVE ONE KIDS」プロジェクトの流れ

 

0.テーマ選定

 どんなテーマがやりたいか子供にヒアリングしテーマを選定する

 一つだけでなく複数でも良い。1グループ1テーマ。

 

1.発想 子供たちのわくわくを引き出す

 ワークショップ対話型のアイデア出し授業

 アイデアを出しあう多層人格発想法を取り入れる

 (テーマに関連するサンプルを100均で購入してけなす褒めるを繰り返す)

 

2.表現 夢や想いを描いてカタチにする

 スケッチワークを学ぶワークショップ

 モデリングワークショップ

 

3.子供たち自らがプレゼンテーションを実施 

 子供たちのユニークな発想や想いを伝達する

企業に向けて子供たちがプレゼンを実施

 

創造性教育の研究をしている研究機関

 

などが集まります。