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【Idea】幼少期から小学低学年まで楽しく遊べる英語学習ツールネタ

子供向けの英語学習教材に関するアイディアをココナラで依頼を頂いたお客様へ提案させて頂いたので紹介します。新規事業関係で何か新しい事をしたいという方は参考にして頂ければと思います。Takebonの得意分野は、誰もが親しみをもてるような可愛いイラストを描いて、プロジェクトメンバーとイメージ共有しながらディスカッションが出来る事でしょうか。今回ご依頼頂いたテーマは子育て中の僕にとってもタイムリーな内容だったので、子供たちがどんなツールがあると、楽しく英語を学べるかな?という想像を膨らませながらアイディア出しを行えたので、非常に楽しくスケッチも描くことが出来ました。ターゲットとなるユーザーは、自分に近い方が想像がしやすいという基本原理があります。自分の為にが一番分かりやすいですが、あなたの為にというターゲットは自分の次に想像がしやすい。二人称のデザインですね。なので、スケッチに出てくる子供達は身近な人達がモチーフです。

 

1.依頼内容


幼少期に学ぶ英語の楽しさを広めたいと考えている方からの依頼で、

「こども英語教育」に関わる事業アイデアを提案して欲しいというお題でした。

以下依頼主さんからの依頼詳細です。

 

1.ターゲット

幼少期というと4才5才。もう少し範囲を広げてよければ小学校低学年辺りまでにしたいです。

 

2.英語教室で行っていること

歌・アクティビティなどを通じて自然なかたちで発話できるようなレッスン。CD・DVDやテキストも使って、聴く・話す・読む・書くを成長に合わせて行います。

 

3.将来の計画

現在運営している英語教室ではなく、英語に関わる全く別のことをやりたいです。

 

4.英語の楽しさとは

私が英語が楽しいと思ったのは外国の人に言葉が通じたとき。英語は世界の人たちとコミュニケーションがとれるツール。勉強とは思わず遊び感覚で英語を学んでほしいです。

単語を書いて覚えるとか、主語や動詞など文法の構造を知るというところから始めると嫌いになってしまうので、ストレスを感じず自分で進んでやりたくなって遊んでいるうち、いつの間にか英語を習得している、というのが理想です。

 


上記依頼内容に対するTakebonの返信コメント

 

1ターゲット

小学低学年までということですね。私の子供もまだ年長さん、年中さんですが、英語はもう少し後でもよいということで少し先送りにしていたりします。それよりも日本語=国語=文章が読めることを重視していたりします。幼稚園児、保育園児は割とお金がかかるので、なかなか英語まで手を出せないことが多く、逆に小学生になってから、さあ英語を勉強させたい!と需要が上がる気もしますので、根拠となるデータなどはないですが、小学生ターゲットも視野に入れても良いかと思います。

 

2.英語教室

幼稚園児の場合はやはり遊びと絡めて、英単語を自然と覚えたり、音楽に乗せて英語を読んだりするのが良さそうですね。例えば、おままごとが好きな子供向けに、おままごとのキャラクターが英語でしゃべってくれたりする玩具なども面白そうです。英語教室で子供たちに教えてきたご経験をうまく活かせるような遊び×英語=ユニークなアイディアになると、面白いですね!

 

3.将来計画

そうなんですね。なかなか教室運営は難しいということですね。上手く集客できるようなウリとなる何かを見つけたり、教室でなくても、ワークショップや、英語を使った遊びのイベントなどで、人を集めて、教材や玩具などをセットにして販売などができると、相乗効果が上がりそうです。

 

4英語の楽しさ

英語が外国人に通じた時というのは僕は経験したことがないですが、しゃべった言葉が相手に通じて共感をしてもらえたりすると、感動ですよね。英語を内輪=日本人どうしだけでなく、外国人も巻き込んで、子供たちと一緒に遊んでもらい、自然と外国人とコミュにケーションが取れるような接点を産む玩具であったり、イベントであったりを企画できると、輪が広がりそうです。(漠然としていてすみません...)

 

 

2.子供が楽しく英語を学べるアイディア


 

 

■おままごと×キャラが喋る

例えば、pechatなどはぬいぐるみにつけてあたかもぬいぐるみがしゃべってるようにみせかけるようなガジェットですが、例えば、pechatのようなオプション接続パーツの上に、おままごとのキャラクターを載せると、英語でしゃべってくれたりとか、お料理を作って食べさせてくれると、Thankyou!とお礼を言ってくれたりなど、子供と遊びを通じたコミュニケーションをとってくれたりすると面白そうです。

 ※pechat

 https://pechat.jp/

 

■パペットで遊ぶ

ママが手にオリジナルパペットを持って、CDなどで英語サウンドを流して遊ぶ教材。子供とパパママが一緒になってやれて、その間にクッションとなるようなコミュニケーションを円滑にしてくれるような存在がいるだけでも、親近感も沸きますし、良さそうです。イラストなどを描かれるということですので、パペット×英語教材的なオプショングッズなど楽しそうです。

 

■ボードゲーム

遊びつながりでいけば、ボードゲームなども良いかもしれません。サイコロをデジタルにして、サイコロを振って出た目を英語で読み上げてくれるとか。そうなると自然にシックス!シックス!出ろ!と数字に馴染みながら楽しく遊べそうです。START、GOAL、MISSIONなども英語。各コマに描かれたイラストなどを英語で答えると、ポイントがもらえるなどのゲーム性を盛り込んでも良さそうです。このボードゲームも楽しくかわいいキャラクターたちや、ガイダンスやCOMの扱いとなるロボットなどが英語をしゃべったりして盛り上げ役をしてくれたりするとさらに楽しいだろうなぁと。

 

ボードゲームならある程度オリジナリティ出せそうですが、通常のボードゲームだと小学生以上くらいが対象になりそうですが、そこを上手く対象年齢を下げるアイデアを織り交ぜつつ以下の3点のうち二つぐらいを満たすようなアイデアが盛り込めると良さそうです。

 

①日本人の子供と外国人が双方にメリットがある

②楽しく飽きずに遊びながら、学べる

③成長度を可視化して残しておけるような工夫

 

①だと、日本の人気漫画のボードゲームとかだと割と外国人の人も楽しく遊べるかもしれませんね。

②は絵本の話がヒントになりそうです。単純に文章を読ませるというよりは質問形式にしたりして子供たちとコミュニケーションを取りながら楽しく遊べる、ボードゲーム式の紙芝居とかだととても面白そうです。ipadアプリで絵本などは良くありますが、上手くアナログのボードとipad絵本をbluetoothで無線通信を行なって遊べるものとかだと割とイロイロ出来そうです。

 

うちの子供に人気だったのはアンパンマンのペンでタッチ出来る図鑑があったりしました。

 

このペンのように、ボードゲームのキャラクターが、ボードのコマにタッチ=置くと、ipad上の紙芝居が進み、英語で喋ってくれたりすると面白いですね。スゴロクのようなボードゲームで、マルチシナリオ型の絵本が展開されるイメージです。漠然としていますので、もう少し詰めて、イメージを提案させて頂けたらと思います。他にももう少しアイデアを広げて行こうと思いますので、よろしくお願い致します。

 

 

3.日本の昔話を題材にしたボードゲームアイディア


 

■幼少期の子供が集中して遊べるようにするには?

日本の昔話をもう少し掘り下げてみます。ゲーム式で勝敗があると、うちの4歳の末っ子は必ず泣くと思います。アンパンマンの子供図鑑のように、タッチペンを使って、昔話を題材にした絵本をタッチしていくと物語が進んでいくようなイメージだと、幼児にはわかりやすく集中して聞いてくれると思います。さらにキャラクターも子供向けにかわいいものにしてあげて、デジタル絵本であれば簡単なアニメーションをつけてあげたり、ボードゲーム風であれば、それぞれのキャラクターごとに特徴をつけてあげると面白そうです。

 

・きじは空を自由に飛べるので、サイコロの出目が+2できる。

・犬は鬼の居場所を嗅ぎ分けて事前にいる場所を知らせてくれる。

・お猿さんは木によじ登って、マス目をショートカットできるなどなど。

 

任天堂のAMIIBOみたいに、各キャラクターびコマを可愛いフィギュアにしたいですね。参考までにイメージスケッチを添付します。こんな感じでかわいいイメージにしたいです。 Amiibo 任天堂のゲームと連携するスタンド型フィギュア

 

 

4.ボードゲームのコマとマス目をインタラクティブにするアイディア


ボードゲームのイメージを描いてみました。キャラクターのコマをマス目に置くと、ミッションがスタートします。

 

■仕組み

コマにはイメージセンサが搭載されていて、マス目に印刷されたコードを読み取る方式です。あんぱんまんこども図鑑と同様。もしくはブロック式として、マス目側を凹凸をつけて、凹凸のパターンによって、マス目の種類を読み取るような方式でも良いかもしれません。こどもちゃれんじのたべものパズルと同じ仕組みです。

 

このように、コマとマス目にちょっとした工夫をすることによって、アナログにボードゲームを楽しみながらも、双方向にインタラクティブなコミュニケーションがとれるので、子供も飽きないし、大人も英語の発音など勉強になり、家族が一緒に遊べるゲームにしていけると思います。

 

 

 

5.日本の昔話の世界観を体験型にしてみるアイディア


■浦島の世界に没入!竜宮城も体験!?

もう少し現実的に考えていくとハードウェアの開発にはやはり開発費用もかなりかかってきますので、アプリ開発で完結するようなネタの方が宜しければ、アプリに限定してアイディアを再度練り直してみようかと思います。例えば、最近流行りのVRなどを利用して、昔話の世界を体験しながら、楽しく英語を覚えていくというアイディアが思い浮かびました。VRで海外と通信して、ネイティブと日本の子供達が一緒に同じ世界で、英語を通じてコミュニケーションを取っていくようなサービスだと、人気が出そうです。

 

 

6.アプリ特化型スゴロク絵本アイディア


アプリに限定したアイディアを考えてみました。

 

■コンセプト

・日本昔話をモチーフにしたスゴロク絵本

・簡単なスゴロクゲームで、ipadなどのディバイスを振るとサイコロが振れる。

・英語教材として、各マス目で例えばオニが出現したら、オニをタッチしながら攻撃。

 クイズを出してくるのでそれに答えると、スタンプが溜まっていくような仕組み。

・多人数プレイにも対応

・外国からもネットワークを介してチームを組んで遊べる

 

など楽しく遊べる絵本風アドベンチャーワールドをアプリとして販売。冒険マップは実際にアナログな別売ボードも用意しておくと客単価もアップ。子供も画面上だけでなく、ボードがあることで、リアルなスゴロクゲームを楽しめる。昔話シリーズで、色々とゲームを作成し、課金制で他の話もインストール可能になれば、拡張性も考慮できます。

 

■アナログ別売アプリについて

すごろくマップみたいなもので、マス目とコマがセットになっているボードです。こちらは、完全アナログタイプで、アプリ上では絵本の絵を表示したりイベント内容を表示するため、全体マップの表示をアナログでやっておくという効果があります。センサーで感知してアプリと連動でも良いですが、価格がその分上昇してしまうため、センサー類は無しで、ユーザー自身でサイコロで出た目をアナログボード上で動かすような、簡易なものにしたいです。

 

 

7.まとめ

依頼主さんと一緒にアイディアを具体的に絞り込んで行きながら、英語の楽しさを伝えるためのツールを考えていきました。元々の依頼内容は事業アイディアということでしたが、モノの提案が多くなってしまった傾向があります。ビジネスとして、モノだけでなく、コトにも焦点を当ててよりイメージがしやすい提案が出来るともっと良かったかもしれません。英語ツールを活用したイベントやコミュニティの生成など、今の時代性も考慮してアイディアを企画にまで持っていけるような提案を今後は心がけたいと反省しました。また、すぐにでも始められるようなより即効性の高いアイディアも、落としこみとしては必要なのかもしれません。MVPなど、すぐにワークするようなアイディアで、一度試してみるという行動に繋がるようなネタも今後は色々と検討していきたいです。