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【Creative.Kids】子供のクリエイティビティは無限大!リアルな遊びに創作活動の原点がある

ここ三日間は公園づくしでした。近所の公園には夕方毎日行っていました。

今日は海南こどもの国に行ってきました。ここでは普段公園では見つからないような虫たちがたくさんで、昆虫採集祭りとなりました。

・ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、コオロギ、てんとう虫

・灰色ゲンゴロウ、メダカ、アマガエル

などを発見!末っ子は遊具そっちのけで、虫取りに夢中でした。そして、帰ってきてから寝る直前にはいつものごとく創作活動が始まります。今日出会った虫たちのイラストを描いたり、捕まえたいギラファノコギリクワガタを描いたり。そしてパパとママにお手紙としてプレゼントしてくれます。子供の絵は純粋で本当に生き生きとしていて、いつも驚かされます。下の絵は長女が描いてくれました。

 

超長いツノをもったクワガタの絵。ギラファノコギリですね。この絵は末っ子。シンプルだけど何を描きたいのかダイレクトに伝わってくる絵です。何も言わずとも寝る前にはその日にあったことや、好きなものを描く習慣ができている我が家。だんだんと成長するにつれ、こういう習慣が宿題やゲームやテレビに変わってしまうんでしょうか。そうだとしたら、すごくもったいないことだなぁと思います。純粋に描きたいから描くという行為は、子供達がいくつになっても尊重してあげられるようにしたいですね。

 

近所の公園ではお砂場遊びがブームになっています。小学生高学年くらいの女の子がリーダーになって、子供たちみんなで山、川、ダムを作り、水を流しては歓声が上がる。小さい子にはリーダーの子が指示を出していて、うちの息子も空気が読めずに山を崩したりしていましたが、「どうすればいいの〜?」と聞くと、「じゃぁ、ここに山を盛ってくれる?」という感じで、今日初めて会った子にもしっかり受け答えしながら、みんなで何か一つの大きなジオラマを作っている雰囲気になっていました。

 

それを見ていて、思ったことは、お砂場遊びは、創作活動の原点だということです。お砂場がキャンバスだとしたら、そこにどんなものを創るのか、みんなで話し合いながら、年齢性別関係なく、リアルタイムにみんなで各役割分担をしながら同時並行的に一つのモノを作り上げていく。出来上がれば、水を流して、うまくいけば、みんなで喜び合う。途中で道が崩れてしまったり、水が砂に染み込んで、川が干からびそうになれば、お水を汲んでくる子達と、修復作業にあたる子達とで、修繕と改良を加えていく。

 

お砂場でどんなものを創るのか企画を練り、実行してみて検証する。うまくいかなかったら、改善計画を立てる。その上で自主的に自分の役割を決めて、みんなで総力を結集して、プロジェクトに当たる。創作活動、プロジェクトの推進などの基本的なやり方は、子供達のお砂場遊びの現場でも行われているんです。自分の子供がお水を汲みに行く姿を見て、顔をしかめているママもいましたが、汚くなるのは仕方ないです。それよりももっと大切な何かが始まろうとしている。子供達が自主的に自分で考えて、行動を起こして、物事にあたろうとしている。その姿をもっと見て欲しいなぁと感じました。

 

今日は最初は末っ子がお砂場で遊んでいて、パパが山を作り、川を作り、島を作った後に、子供達が集まり出し、10人超えた大所帯で一瞬のうちにそのジオラマは、上から見ると、うさぎの形をした島に変わっていました。誰かがハッと気づいたんだと思います。ここをこう繋げて、こうすればうさぎになる。ヒラメキですね。凄いことだと思います。そんな中で、どんぐりで作ったおたまじゃくしを他の子に崩され怒って喧嘩をしている末っ子…。空気を読めない子にも優しく、融通を効かせてくれたみんなに感謝です。子供は子供の世界でいろんなことを学んでいくんですね。