ニコライ・ヒラメキノフくんガジェット祭りに登場!!

横浜の富士ゼロックス社屋にて開催された横浜ガジェット祭りにて初お披露目。ファシリテーションロボット ニコライくん登場!慶応義塾大学のクリエイティブ思考協会の芝さんが提唱している二極ブレインストーミングは、ファシリテーターに依存しなくても、強いアイデアが出せるという発想法。クリラボ第3回は芝さんよる2極ブレストワークショップを名古屋で開催もしていただき、勤務先の社員にも大好評でした。ファシリテーターに依存しないということはロボットでも出来るということです。考えるきっかけとなる問いかけの内容やタイミングによって、アイデアのアウトプットの質は高められるのです。誰もがクリエイティブなアイデアを出すことが出来るようになる世界を構築する。その為のロボットです。

 

芝さんと一緒にロボットデザインで共創させて頂き、晴れて発表の日を迎えました。2016年4月に富士ゼロックス社屋にてファシリテーションロボットROXを提案。プレゼンし優勝してから3年、ROXの意思を継ぐ後継機の登場です。デザインのテーマはMid century。20世紀中盤のインテリアや家具・家電などの事を指しています。この頃のTVとか今あってもおかしくないほど洗練されています。そんな外観ディティールに拘った、スタイリングデザインとしました。

  

富士ゼロックスにはわるだ組という秘密結社組織があり、社員同士やりたいことを秘密裏に行える場がありました。わるだ組という秘密結社を立ち上げた張本人がサブ講師でもあった大川陽介さんです。大川さんがいなかったらROXは事業化されてはいなかったでしょう。それぐらいいろいろとお世話になりました。人との出会いが僕自身を拡張してくれていることを実感する課外プロジェクトはまだまだこれからも続きます!

 

次回はこのヒラメキノフ君を用いたワークショップを開催したいです!

 

 

スケッチによるパターン出し。アイデアラッシュ。

どんな方向性が良いか探っていきました。

シンプルに液晶と胴体だけにするのか、手足もつけるのか。

バランスもパターンを出しながら検討。

C1くらいいくとミッドセンチュリー時代のTVっぽいですね。

D3はコロ助っぽいか...。

なんて雑談しながら、デザインを決めていきました。

 

こちらは前職で付き合いがあったY氏にA案をモデリングをしてもらいました!

イメージかなりアバウトでしたが、こういうのをサクッと作ってくれる。

僕にとってはモデリングの師匠的存在な方です。

常に何か研究している感じの人で、このモデリングでも新しい試みをしたそうです。

ストイックに自分の得意を拡張していく、そんな人が前職のデザイン部は多かったなぁ。

パチンコだけなんて勿体無いくらいハイレベルなデザイン力を持った仲間とまた何かやりたい!

 

スケッチ最終案。一番左のパターンでいくことに。