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【虹色パラシュート】相手の立場になって考えられる想像力を養うには?

日喧嘩が勃発する我が家です。お互いに気にくわないことがあったり、思い通りにならないと、小さな嫌がらせをし始めます。お互いに小突き合いが始まって次第にエスカレートしていき、挙げ句の果てにはどちらかが大泣きしているという状態です。


嫌がらせをしている子供はどうしたら辞めてくれるのでしょうか。

・言うことを聞いてくれなかった
・無理やりオモチャを取られた
・勝手にオモチャを使われた
・順番を守らなかった

など、理由は相手側にあり、それを受けて嫌がらせをしているつもりです。相手の立場より自分の立場からの『攻撃』であったり『イタズラ』なんですね。悪いことをしているという意識はあっても、単純に怒られるだろうなという認識くらいしかないと思います。4歳、6歳。そんなお年頃。

そこでどちらかが大泣きしていると2人の状況をママが対等に聞いて回ります。そして原因となった子供になぜそのことが悪いかをしっかりと説明します。オモチャを勝手に取ったのであれば、「貸してね」と言って相手が良いよと言ったら借りるということを説明します。既に口が酸っぱくなるほど言っていることかもしれませんが、繰り返し繰り返し言い聞かせます。

以前、「鏡ゲームを通して想像力を鍛える」というアイディアをご紹介しました。

 

毎回ママが言い聞かせるのは大変です。エネルギーも消費します。そこで、間接的にロボットを登場させて、クッションコミュニケーションを行うというアイデアです。このロボットが代役になってくれます。


発達支援は単純に支援者が支援し、医者が診察すればいいというものではなく、家族の日々のコミュニケーションの中でも言い方や教え方を意識して変えていく事によって、少しずつ良くなっていきます。家族の中でもどうしようもなくなる時もあります。


そんな時のお助けロボットであり、見守りロボットであり、みんなの味方になってくれるロボットです。