Takebonが愛用しているClipStudio。(正式にはClipStudioPro。)iPad版のClipStudioEXが登場しました!ついについにモバイルで筆圧感知機能付きで、描きやすいペイントツールが登場しました!この10年間待ちわびたツールです。モバイルで筆圧が効くペイントツールがあったらどんなに良いことだろう?と考えていました。スケッチを描くという概念が変わると思っていました。
この事については書きたいことは山ほどですが、端的に言えば、漫画用のペンの再現性が秀逸であり、その描き心地は他のどのツールの追随も許していない点にあります。僕が愛用しているのはこのペンの描き心地に最大の理由があります。これは実際に漫画用のペン、特にGペンを使って絵を描いたことがある人にしか分からない感覚かもしれません。筆圧によって強弱=太さを変化出来るペンがGペンです。このGペンツールがクリスタには最初から付属しています。僕はクリスタのこのGペンと液晶ペンタブレットを使って初めてラインを引いた時、驚愕しました。再現性がそのままだ!
漫画用Gペンで描いた似顔絵線画
中学時代には鳥山明のドラゴンボール、原哲夫の北斗の拳、高橋陽介のキャプテン翼、井上雄彦のスラムダンクなどの模写をよくしていました。夏休みの一研究は毎回この漫画家のタッチの勉強を模写を通してやっていました。Gペンと耐水性の証券用インクの組み合わせがお勧めです。このスケッチブックは今でも宝物です。
ClipStudioのGペンで描いた線画
気持ちが良い線が描けることは地味ですが、絵描きとしては凄く大切な要素です。思い描いたラインが気持ち良く描けると絵自体が伸び伸びした絵になってきますし、自分のイメージをマネージしてコントロールしていくことが出来ます。モチベーションも上がります。そうすると絵を描くことが楽しくなります。辛い辛い息の長い仕事であっても、スケッチを描く時間は楽しい時間に変わります。仕事の大部分の時間を占めるスケッチ作業をストレス無く楽しく行えるような環境を整えることで最高のアウトプットを出していく。これはデザイナーやイラストレーターにとっては一番大切な事でもあります。
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