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【役割】0から1を企画するヒラメキクリエイターは絵を描く事が大好きなデザイナーです

ここ最近は風邪をこじらせてしまって先週は寝込んでしまっていました。季節の変わり目、必ずといっていいほど風邪を引いてしまいます。喉からやられました。咳がひどく、気管支を広げる薬を飲んで、ようやく治ってきました。みなさんも季節の変わり目は、お気をつけください。

 

さてさて、ヒラメキクリエイターを自称しているTakebonですが、実は絵を描く事が大好きです!今更言わなくてもわかるよ〜とツッコミ入るかもしれませんが。人と話をしている時も絵を常に描いてビジュアル化する癖がついてしまっています。この前お会いした営業マンの方には、すごいスキルですね〜。と褒められましたが、そうですか〜?こうしないと頭に入ってこないんですよ〜。なんて会話をしていたりしました。言葉だけの会話は緊張します。フリートーク苦手です。世間話苦手です。

 

とにかく苦手な事はここで吐き出そうと思ってるTakebonです。方向音痴です。名古屋の地下街に降りると全く外の景色が思い浮かびません。東京は尚更。迷う事がないことがない。お店に入って外に出るとどっちからきたかわからなくなるタイプです。金魚の糞のように、方向感覚に優れた方々の後ろについて回ってます。しっかりしてそうに見えてボーっとしていることが多いです。外見キリっとしてるようにみえて、結構日常生活だらしないです。最近禁煙4ヶ月続いて、一瞬戻り、また禁煙しました。というのも肺気腫になりかかっていると医者から言われ、ようやく危機感が出てきたこの頃です。

 

0から1を企画する仕事って一体世の中にどれくらいあるか分かりませんが、少なくとも最近は新規事業に本腰を入れてやっていこうという企業が、多くなってきたように感じています。この新規事業のアイディアはどうやって出していくのがベストなんでしょうか。やはりアイディアブレストや、ワークショップなどを通して外部の顧客と一緒になって考えて行くのが良いのでしょうか。外部とのコラボによって、一定のアイディアの数は集まるかと思いますが、そこからスタートダッシュをかける段階では、やはりアイディアの選別や、ビジネス化するためのリソース集め、より具現化しやすいアイディアへのブラッシュアップ、収益化モデルや、ブランド化、ビジュアルアイデンティティーなどの統一化などが必要になってくると思います。

 

そんな時に重宝されるのがグラフィックファシリテーターと呼ばれる方々です。議論を可視化して、みんなが共通イメージを持てるような絵巻物を作ってくれる絵描きさんです。しかしこのグラフィックレコーディング(以下グラレコ)では、みんなの共通イメージをビジュアル化するに止まります。ここからさらに高度なアイディアの抽象化作業や、シンボル化、編集作業などはやはりデザイナーの力を借りなければ難しい気がしています。さらに物作りが必要となれば、プロダクトデザイナーの力も借りなければいけません。このあたりのことを一式やってしまえるのがヒラメキクリエイターのTakebonです。思いっきり営業です。

 

ですが、このスキルを身につけた背景には絵を描くことが大好きだったという趣味性があります。授業中も絵を描いてました。先生の似顔絵だらけだし、歴史の教科書は人物絵だらけ。意味不明や図やイラストなどなど。漫画家に憧れてジャンプに投稿までしました。趣味を仕事にするとうまく行かないよとはよく言う議論ですが、僕は好きこそ仕事にした方が、より良いアウトプットができると考えています。親戚の画材屋さんからもデザイナーは大変だよ、食べていけないよと言われて就職難の時に言われて凹み、親からもデザインはあなたには向いていないから薬剤師になりなさいと言われ、一浪しましたが、結局受からず、やっぱり絵が好きだから、名古屋の新設されたデザイン系大学があることを知り、名古屋市立大学芸術工学部へ入学しました。そこで出会ったのが恩師である川崎和男先生でした。スケッチの描き方、アイディア出しの量、プレゼン方法についてはプロダクトデザイン実習で徹底的に叩き込まれました。この時はさすがに辛かった覚えがありますが、それでも続けてこられたのは、やっぱり絵が好きだったからです。絵を描いて思考して、夢を見て、想像して、創造まで出来る仕事に憧れがありました。

 

これからの時代は、仕事はお金を稼ぐためにやることであって、嫌な事でも苦労をしてやりなさい!と説教くさく言う時代ではないでしょう。少しでも得意なことや好きなことがあれば、それをとことん追求して、得意ベースから自分のスキルを発展させていきながら、何かの仕事に繋げて行くようなシゴトスタイルもあっていいと思います。まだまだ足りていない自分ですが、これからも少しずつ、腕を磨いて、精進して、絵を描く楽しさを忘れないクリエイターでありたいと考えています。そして、少しでも人の役に立つようなデザインが出来るように自分の1日の時間を少しずつ大切な事や物に費やせるようにシフトしていきます。またそのことについては書こうと思います。

 

高校の頃に描いていた似顔絵です。誰だかわかるかな?